COLUMNお役立ちコラム
2024.10/26

土地を購入する際にかかる費用とは?

住宅を購入する際に、

「土地費用に、住宅費用…いったい、いくらかかるのだろうか」と多くの不安を抱かれると思います。

そこで今回は、「土地を購入する際にかかる費用について」お伝えいたします!!

土地探しを行う上での、注意すべき点やコストを抑える方法にも繋がりますので、

是非ご覧ください(^▽^)/

1⃣必ず必要な費用

➀土地代金

 土地代金とは、ポータルサイトや、物件資料に大々的に書かれている金額の事です。

 物件そのものの価格が、土地代金として提示されています。

➁印紙代

 印紙代は、売買契約を交わす上で必要な税金です。

 また、国税庁によって決められており、土地代金の金額によって印紙代は異なります。

土地代金印紙代
100万円超~500万円以下1千円
500万円超~1,000万円以下5千円
1,000万円超~5,000万円以下1万円
5,000万円超~1億円以下3万円

③登記費用

登記費用とは、土地の所有者を変更するために必要な費用です。

固定資産税評価額に一定の税率をかけて算出します。

また登記関係は、司法書士に依頼するケースが多いので、上記の金額+司法書士報酬が必要です。

➃固定資産税

 一般的には、決済日までを売主様負担、決済日からを買主様負担として、

 日割り計算を行います。

 固定資産税は、(固定資産税評価額)×(税率)の計算式で求めることができます。

 日割りを計算する際の起算日は、地域によって異なり、

 関東では1月1日~12月31日の期間で計算し、関西では4月1日~翌年3月31日の期間で

 計算します。

 

2⃣物件によって異なる費用

➀仲介手数料

 土地を紹介してくれた不動産会社に支払う報酬です。

 上限額は、(物件価格)×(3%+6万円)×(消費税)と決まっています。

 しかし、不動産会社が直接所有している土地を購入する際は、不要になります。

➁上水負担金

 新しく水道を設置するときに支払う費用です。 

 新規分譲地では、区画ごとに引き込む必要があるので、

 土地代金とは別に、発生することが多いです。

 自治体や、使用する水道管の口径によって金額が異なります。

 また、水道加入分担金、水道負担金など名称も様々です。

③受益者負担金

 新しく下水道を使用する際に、土地面積に応じて水道局に納める費用です。

 地域によって負担金額は異なりますが、

 (1㎡当たりの単位負担金額)×(土地面積㎡)で求めることができます。

➃浄化槽設置費用

 下水道が設備されていないエリアに、浄化槽を設置するため必要になる費用です。

 浄化槽設置費用は、補助金を設けている自治体が多いため、

 建築予定の場所では、補助金があるのか、事前に調べておくことをお勧めします。

➅建物解体費用

 古家を解体して建物を建てる計画の場合に、建物解体費用が発生します。

 古家にアスベストを使用した素材が使われている場合は、

 解体費用が高額になる可能性があるので注意が必要です。

 物件資料で、「更地渡し」や「解体更地渡し」と表記されている場合は、

 売主様が解体してくれ、更地になった状態で引き渡しを受けられるということなので、

 しっかり確認しておきましょう。

まとめ

 土地を購入する際にかかる費用について、ご理解いただけたでしょうか。

 まだまだ、物件によっては上記でご紹介した以外にも、必要な費用がありますし、

 費用については本当に様々です。

 思わぬ出費がかさんでしまわないように、良く調べ、相談し、

 しっかりした計画を立てることが大切です。

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