土地を購入する際にかかる費用とは?
住宅を購入する際に、
「土地費用に、住宅費用…いったい、いくらかかるのだろうか」と多くの不安を抱かれると思います。
そこで今回は、「土地を購入する際にかかる費用について」お伝えいたします!!
土地探しを行う上での、注意すべき点やコストを抑える方法にも繋がりますので、
是非ご覧ください(^▽^)/
1⃣必ず必要な費用
➀土地代金
土地代金とは、ポータルサイトや、物件資料に大々的に書かれている金額の事です。
物件そのものの価格が、土地代金として提示されています。
➁印紙代
印紙代は、売買契約を交わす上で必要な税金です。
また、国税庁によって決められており、土地代金の金額によって印紙代は異なります。
土地代金 | 印紙代 |
100万円超~500万円以下 | 1千円 |
500万円超~1,000万円以下 | 5千円 |
1,000万円超~5,000万円以下 | 1万円 |
5,000万円超~1億円以下 | 3万円 |
③登記費用
登記費用とは、土地の所有者を変更するために必要な費用です。
固定資産税評価額に一定の税率をかけて算出します。
また登記関係は、司法書士に依頼するケースが多いので、上記の金額+司法書士報酬が必要です。
➃固定資産税
一般的には、決済日までを売主様負担、決済日からを買主様負担として、
日割り計算を行います。
固定資産税は、(固定資産税評価額)×(税率)の計算式で求めることができます。
日割りを計算する際の起算日は、地域によって異なり、
関東では1月1日~12月31日の期間で計算し、関西では4月1日~翌年3月31日の期間で
計算します。
2⃣物件によって異なる費用
➀仲介手数料
土地を紹介してくれた不動産会社に支払う報酬です。
上限額は、(物件価格)×(3%+6万円)×(消費税)と決まっています。
しかし、不動産会社が直接所有している土地を購入する際は、不要になります。
➁上水負担金
新しく水道を設置するときに支払う費用です。
新規分譲地では、区画ごとに引き込む必要があるので、
土地代金とは別に、発生することが多いです。
自治体や、使用する水道管の口径によって金額が異なります。
また、水道加入分担金、水道負担金など名称も様々です。
③受益者負担金
新しく下水道を使用する際に、土地面積に応じて水道局に納める費用です。
地域によって負担金額は異なりますが、
(1㎡当たりの単位負担金額)×(土地面積㎡)で求めることができます。
➃浄化槽設置費用
下水道が設備されていないエリアに、浄化槽を設置するため必要になる費用です。
浄化槽設置費用は、補助金を設けている自治体が多いため、
建築予定の場所では、補助金があるのか、事前に調べておくことをお勧めします。
➅建物解体費用
古家を解体して建物を建てる計画の場合に、建物解体費用が発生します。
古家にアスベストを使用した素材が使われている場合は、
解体費用が高額になる可能性があるので注意が必要です。
物件資料で、「更地渡し」や「解体更地渡し」と表記されている場合は、
売主様が解体してくれ、更地になった状態で引き渡しを受けられるということなので、
しっかり確認しておきましょう。
まとめ
土地を購入する際にかかる費用について、ご理解いただけたでしょうか。
まだまだ、物件によっては上記でご紹介した以外にも、必要な費用がありますし、
費用については本当に様々です。
思わぬ出費がかさんでしまわないように、良く調べ、相談し、
しっかりした計画を立てることが大切です。